こころ横浜中央鍼灸治療院の須藤です。
今回は私が鍼灸師を目指したキッカケをお話したいと思います。
私が高校生の頃、祖父が膵がんになり闘病していました。発見された時点で進行が進んでいたことと高齢だったこともあり、西洋医学でできる治療は抗がん剤の投与だけでした。抗がん剤は副作用が強く祖父は投与してもらうたびにぐったりしてしまっていたので、何か別の治療法はないのか調べたところ代替医療としての鍼灸を知りました。大学のオープンキャンパスで当時の学科長先生が緩和ケアの患者さんのお宅に訪問しているというお話を聴き、私もこういう仕事がしたいと思うようになりました。
西洋医学では手が届かないことでも東洋医学で補えることがあると思います。
祖父は私が鍼灸師になる前に亡くなってしまいましたが、祖父の分も施術を通して沢山の方を笑顔にできるよう仕事に励んでいきたいと思っています。